雪かきと花びら

冬に雪かきをした道は、春になると桜の花びらでいっぱいになる。そんな季節の移り変わりを共に歩いていこう。というメッセージのタイトルです。

ジャンル

SMしてるBLコメディ
わりとすぐくっついて、後はラブラブな描写が続きます

あらすじ

タクシードライバーの智樹は鬱屈とした日々を過ごしていた。ある冬の早朝、夜勤から帰ってアパートに戻ろうとするとゴミ捨て場に男が倒れていた。

「お兄さん、こんなところで寝てたら風邪ひきますよ」

声をかけるも返事はない。意識はあるのかと乱れた前髪をめくってみると自分好みの美しい顔があった。うっとりとしていると男が目を覚ましたので一旦自分の部屋で匿うことにした。

しかし、しばらく経っても男はなぜか一向に出ていこうとしない。その理由を尋ねると

「智樹様のことが好きだからです」

などと言う。智樹はサディストである葛藤を抱えながらも男、歩の好意を受け入れる。そんな冬を乗り越えて暖かい春がやってきた。

登場人物

花日良 歩(はなびら あゆむ)

年齢:28歳
職業:元執事
身長:174cm
ついこの間までやんごとなき方々に仕えていた執事。女性的な美しい顔立ち。ちんこが大好きなゲイ。屋敷の人々のちんこを観察していたらゲイだとバレてクビになってしまう。執事をクビになった後は住む場所もなく、空腹のあまりゴミ捨て場で倒れていたところを智樹に拾われる。長い習慣からの執事の所作が抜けず誰に対しても丁寧な口調で話す。無機質な印象を受けるが真顔でボケるタイプなので怖くはない。一人称・私。受け(Mネコ)。

雪垣 智樹(ゆきがき ともき)

年齢:28歳
職業:タクシードライバー
身長:179cm
タクシー会社の夜勤で働いているヘビースモーカー。自分がゲイであることは会社では隠している。ゴミ捨て場で倒れていた歩に一目惚れし拾ってしまう。サディスト。恋人をついいじめたくなってしまうのが悩み。しかし歩のまっすぐな愛に心を許し、歩のお世話するようになる。大学時代は文学部に所属し谷崎潤一郎の研究をしていた。今でも本を読むことが好き。「~だろ」「~じゃねえのか」という男性口調で話す。一人称・俺。攻め(Sタチ)。

本編

雪かきと花びら短歌
雪かきと花びら第1話しとやかな獣①
雪かきと花びら第1話しとやかな獣②